景子さん22 ~帰り道でのできごと その3~
信号が変わると、運転するために自然と手を放しました。
それが何だかちょっと寂しく感じました。
なんでしょう、この気持ち。
景子さんに僕の気持ちが傾いてきたということでしょうか。
しかし、この後、衝撃の展開へと変わっていきます。
景「あべさんは、どんな女性とお付き合いしてきたんですか?」
僕「どんな女性…」
景「結婚を考えた方とかいなかったんですか?」
僕「そこまで行く前に別れちゃったりしましたからね。」
景「そうなんですか。」
僕「なんでです?」
景「あべさんは将来のことをどれくらい考えお付き合いするのかなって。」
僕「景子さんは?」
景「私はけっこう考えちゃいますね。」
僕「付き合う前に?」
景「はい。例えばあべさんとお付き合いして、結婚して、子どもができますよね? あべさんの年齢からすると、子どもが二十歳になるまえに60歳になるじゃないですか。そうなったときに学費とかどうしますか?」
僕「それまでに蓄えておくしかないですよね。」
景「しかも私、一人っ子は嫌なんですよ。子どもは2人は欲しいなって。そうすると2人目が大学に行くとかなると、働いてなければ学費とか払えるかも分からないじゃないですか。」
お?
何だ、何だ?
これはディスられてるのか???
景子さんは僕とのことを真剣に考えてくれたんでしょう。
そして、ダメだといっているのでしょうか???
僕の中で、さっきまでの良い雰囲気は一気に崩れてしまいました。
(つづく)
それが何だかちょっと寂しく感じました。
なんでしょう、この気持ち。
景子さんに僕の気持ちが傾いてきたということでしょうか。
しかし、この後、衝撃の展開へと変わっていきます。
景「あべさんは、どんな女性とお付き合いしてきたんですか?」
僕「どんな女性…」
景「結婚を考えた方とかいなかったんですか?」
僕「そこまで行く前に別れちゃったりしましたからね。」
景「そうなんですか。」
僕「なんでです?」
景「あべさんは将来のことをどれくらい考えお付き合いするのかなって。」
僕「景子さんは?」
景「私はけっこう考えちゃいますね。」
僕「付き合う前に?」
景「はい。例えばあべさんとお付き合いして、結婚して、子どもができますよね? あべさんの年齢からすると、子どもが二十歳になるまえに60歳になるじゃないですか。そうなったときに学費とかどうしますか?」
僕「それまでに蓄えておくしかないですよね。」
景「しかも私、一人っ子は嫌なんですよ。子どもは2人は欲しいなって。そうすると2人目が大学に行くとかなると、働いてなければ学費とか払えるかも分からないじゃないですか。」
お?
何だ、何だ?
これはディスられてるのか???
景子さんは僕とのことを真剣に考えてくれたんでしょう。
そして、ダメだといっているのでしょうか???
僕の中で、さっきまでの良い雰囲気は一気に崩れてしまいました。
(つづく)

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